活動のご紹介

 
 

第2期地域別定例研修

 
 令和6年9月6日(金)、ののいち学びの杜カレード(市民学習センター)研修室において、令和6年度第2期地域別定例研修を開催しました。
 
 今回は、金沢保護観察所井南保護観察官から、保護観察対象の方と面接などをした時に保護司が作成する報告書について、その必要性(どのように役に立つか)や報告書で伝えて欲しい内容(外見上や内面の変化など)をお聞きしました。
 
 研修後のグループ討議や質疑応答では、これまで報告書を作る際に悩んでいたことや困っていたことなど、たくさんの発言があり、今後の報告書作成において大いに助けとなる研修となりました。
 
 これからは、よりよい報告書を書くためにも、対象の方の良いところや困っていることをしっかり感じられるよう、アンテナを高くして面接に臨みたいと思います。
 
 
 
 

学校との連携推進事業「講演会」

 
 白山野々市保護区保護司会では、学校との連携推進事業として各分野で造詣の深い専門の方を講師として「講演会」を開催しています。
 
 令和6年度は、10月9日(水)に白山市鶴来総合文化会館クレインにおいて、石川被害者サポートセンター副理事長武山雅志先生をお招きして「犯罪被害者の声を聴く」との演題でご講演をいただきました。
 
 犯罪の被害に遭われた方やそのご家族・ご遺族の癒えることのない哀しみや苦しみ、理解のない周囲や関係者からの二次被害など、被害に遭ってみなくてはわからない具体的なお話に参加者は胸を打たれ、『犯罪を起こさせてはいけない』という思いを強くするとともに、『再犯を防ぐこと=新たな被害者を生まないこと』であるという気づきもあり、大変有意義な講演会となりました。
 
 
 
 

第3期地域別定例研修

  11月15日(金)、松任文化会館401研修室において、第3期地域別定例研修を開催しました。
 
 今回も白山野々市保護区を担当してくださる金沢保護観察所の井南保護観察官を講師にお迎えして「生活環境調整」について講義を受けました。
 
 刑務所などを退所した後の生活がより良いものとなり、更生に向けて居場所づくりができるよう、生活環境を調整する活動も私たち保護司の重要な任務です。
 
 どのような点に気を付けたらよいかなどについてお話をお聴きしましたが、保護観察と同様に人間関係を作ることが最も大切なことなのだなと改めて感じました。
 
 後半のグループ協議では、それぞれが疑問や経験談などを熱心に語り合う姿が見られ、今後の活動に役立つと同時に、仲間との絆も強まった研修となりました。