白山野々市保護区保護司会について

◆ 担当区域 白山市及び野々市市
◆ 定  数 63名(全国52,500人、石川県552人)
◆ 地区別数 5地区(松任、鶴来、美川、山ろく、野々市)
◆ 会  長 竹内 茂(令和5年度~) 
 

更生保護サポートセンター“絆”について

   松任文化会館2階にある『更生保護サポートセンター“絆”』は、白山野々市保護区保護司会の活動の中心となる場所です。
 事務を担当する保護司が常駐するほか、部会や会の運営を担う役員の保護司、更生保護女性会の方などが訪れ、更生保護活動の円滑化や連携を図っています。
 

保護司の委嘱などについて

 保護司は、保護司法に基づいて法務大臣が委嘱する民間ボランティアです。
 任期は2年で、年齢上限(再任時76歳未満)まで再任を継続することができます。
 また、初めて委嘱を受ける時は66歳以下であること、という条件があります。
 民間ボランティアなので給与はありませんが、活動内容に応じて『実費弁償金』が支払われます。
 

保護司の活動について

保護司の活動には、大きく分けて次の3つがあります。
◆保護観察 
  犯罪や非行をした人に対して、更生を図るための約束を守るよう指導す
 るとともに、生活上の助言や援助などを行うことにより立ち直りを援助し 
 ます。
  保護観察の対象となるのは
   1 家庭裁判所から保護観察の処分を受けた少年
   2 少年院から仮退院となった少年
   3 刑務所から仮釈放となった者
   4 保護観察付き執行猶予の判決を受けた者
 です。
◆生活環境調整
  少年院や刑務所に収容されている人が釈放後にスムーズに社会復帰を果
 たせるよう、釈放後の帰住先の調査、引受人との話し合い、就職の確保な
 どを行い、必要な受け入れ態勢を整えます。
◆犯罪予防活動
  犯罪や非行をした人の改善更生について、地域社会の理解を求めるとと
 もに、犯罪や非行を未然に防ぐために、毎年7月の“社会を明るくする運
 動”強調月間などの機会を通じて、街頭キャンペーンやイベントなどを行
 っています。

白山野々市保護区保護司会の活動について

  白山野々市保護区保護司会では、上記3つの活動のほか、部会に分かれて下記のような活動を行っています。
  ◆協力組織部会…保護観察対象者の立ち直り支援の一環である社会参加(貢献)活
          動の企画実施
          更生保護女性会やBBS会など関係機関との連携協力
  ◆地域活動部会…法務省主唱の“社会を明るくする運動”の一環であるイベントや看  
          板の設置など啓発活動の企画実施
  ◆研修部会………会員である保護司が活動するにあたって必要となる知識や技術の
          習得を目的とした研修の企画運営
  ◆広報部会‥‥‥白山野々市保護区保護司会の活動などを掲載した会報(はくさん
          ののいち)の編集発行